1971-05-07 第65回国会 参議院 運輸委員会 第11号
できる機会に試験内容の改正もはかりたいと思っておりますが、一応日本付近の海上気象と申しますと、結局は、大陸高気圧、小笠原の北太平洋高気圧、それから南方海域で発生する熱帯性低気圧と、アジア大陸、台湾近海で発行する温帯低気圧、こういったものの存否、それに伴う前線の動向、こういった知識がございますと大体日本付近の海上というものが把握できるはずでございまして、乙通はこれの知識を持っているわけでございます。
できる機会に試験内容の改正もはかりたいと思っておりますが、一応日本付近の海上気象と申しますと、結局は、大陸高気圧、小笠原の北太平洋高気圧、それから南方海域で発生する熱帯性低気圧と、アジア大陸、台湾近海で発行する温帯低気圧、こういったものの存否、それに伴う前線の動向、こういった知識がございますと大体日本付近の海上というものが把握できるはずでございまして、乙通はこれの知識を持っているわけでございます。
○斉藤(正)委員 いまのお答えでも明らかなように、長年問題になってきて、国家試験による一、二、三といったような電波法の資格を、甲、乙、丙に当てはめてきたわけでありますが、少なくも乙通の従事範囲を拡大するということにつきましては、やはり実全性の問題その他で長い時間がかかった。
ただ、資格制度のあり方といたしまして、あまりにも乙通の職員が狭過ぎる、こういう現実は確かにあると思います。で、先ほど来からもいろいろありましたように、乙通といえどもりっぱな資格、能力を持った技術者でございますので、この人たちに働く場を与えるという必要性は十分認められると思います。
○和田(春)委員 続けて眞木参考人にお伺いしたいのですが、乙通に変えるという形になりますと、当然それだけ乙通の供給が必要になってくるわけですけれども、やはりいまのいろいろ言われている問題、私どもも事実はそうだとは思いませんが、かりにお話のとおりといたしますと、それは需給関係ということがたいへん影響している。一体その需給関係を緩和するだけの乙通のプールがおありだとお考えですか、どうですか。
○佐原政府委員 乙通、いわゆる二級が勉強して一級の試験を受けて、どんどん昇進しておるという数はかなり多いと思います。ですから、法律が求めておる乙通の数は変わりませんからそれだけの人がおるというだけで、具体的な個々の、どんどん一級のほうに昇進しておる人はかなり多いと考えます。
○砂田委員 伺っておりますと、甲通と乙通の間には、知識、能力においてはそれは差はある。しかし、その差はあるけれども、近海区域であるならば乙通の能力をもってすれば何ら支障はない、そういうふうに理解してよろしゅうございますね。
○田中(昭)委員 そうしますと、乙通のほうはどうですか。